飛行機ってどうやって飛んでるの?
みなさんもよく見る、空を飛んでいる飛行機。 この、「大きな乗り物が空を飛んでるってすごいな~」と感じたことがある人は多いと思いますが、飛行機が飛ぶ仕組みを知っていますか?
今回は、飛行機がどのようにして空を飛んでいるのか説明していきたいと思います。
2つの力
飛行機が飛ぶためには2つの力が必要です。
・推進力
これは、前に進む力です。飛行機は機体を浮かせるために十分な速度が必要となります。十分に速度を出すことで、空気抵抗の影響をあまり受けずに前進することができます。
・揚力
飛行機の翼の上を通る空気と下を通る空気の圧力の違いによって発生する力のことです。揚力は重力とは逆方向に働くため、揚力がなければ機体は重力で落下してしまいます。
((((推進力の発生))))
推進力の発生源はエンジンです。飛行機のエンジンについて説明します。
飛行機のエンジンの内部には、多くの羽が取り付けられています。
この羽を高速で回転させると、たくさんの空気を吸い込むことができます。
その吸い込んだ空気を勢いよく後ろに排出することで推進力を生み出しているんです。
空気を吸い込み後ろへ排出することで機体が進み、スピードが出るとさらに勢いのある空気を吸い込めるため、その繰り返しでどんどんスピードが出せる仕組みになっています。
これが推進力の発生になるということです。
((((揚力の発生))))
揚力の発生の秘密は翼にあります。
これは翼を切ったときの断面の形になります。上側が少し丸い形をしているんです。
この翼の形によって、上側に早い空気が流れ下側に遅い空気が流れます。
空気は早ければ薄いですし、遅ければ濃いですよね?ジェットコースターで息ができないのはその現象です笑
空気には、濃いほうから薄いほうへ流れる性質があるため、下から上へと力が生まれます。それが揚力です。 その揚力によって、機体を空へと浮かせることができるということです。
※機体を浮かせるには、およそ時速270キロのスピードが必要なので、かなりの推進力が必要です。
まとめ
飛行機が空を飛ぶためには、エンジンによる推進力と翼による揚力が必要です。
私たちが何気なく乗っている飛行機にもすごい秘密があったんですね!
簡単ですが飛行機が飛ぶ仕組みを紹介しました。
この世の中には不思議がいっぱいですが、それを作り上げた天才もすごいですね笑