なぜ静電気って起こるの?
冬になると静電気って起こりやすいですよね。
部屋のドアノブを触るのも恐怖です笑
今回は、そんな静電気はどうやって起こるのか、
説明していきたいと思います。
静電気ってどうやって発生するの?
「もの」には全て、原子というものがあります。
原子の中には、マイナスの電気を持った粒と、プラスの電気を持った粒があります。
異なる2種類のものがくっつくと、マイナスの粒が、引き寄せられやすいほうに移動します。
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そうすると、片方のものにはマイナスの粒が多くなって、もう片方にはプラスの粒ばかりになります。
つまり、お互いのものが引き寄せ合える状態になるのです。
下敷きで髪の毛を擦ると髪の毛が立つのは、マイナスの粒が下敷きのほうに移動するからです。 磁石のイメージですね。
これがいわゆる「静電気」です。
あのバチっとするのは何なんだ!?
ドアノブを触ったときにバチっと来るのは、マイナスの粒がプラスの粒のほうに一気に移動するときにバチっとなります。
勢いよく移動することで、人間にもわかる強さの電気が生まれるわけですね。
夏に静電気が起きないのは、空気が湿っているからです。
湿度が高いと、空気中の水分が電気を吸収するため、静電気が発生しません。
冬は乾燥しているので、電気を吸収するものがありません。
なので、冬に静電気が起こりやすいです。
以上が静電気の説明でした。
まだまだ静電気が起こる期間が続きますが、
普段の生活で危険なほどの静電気はほとんど発生することはないので安心してください笑