ウサギの数え方が「羽」の理由
ウサギは、鳥と同じで1羽、2羽と数えますが、
みなさんは、なぜ「羽」と数えるか知っていますか?
私たちは、4本足の動物を見ると、
1匹、2匹と数えますが、
今回は、その理由を説明していきたいと思います。
ウサギが「羽」の理由
ウサギの数え方が「羽」になったのは、江戸時代までさかのぼります。
当時の江戸幕府の将軍は、4本足の動物を尊い、食べることを禁止しました。
これは、歴史的に有名な生類憐みの令です。
これにより、肉を食べることができなくなった農民たち。
どうしても肉を食べたいと思い、
ウサギに無理やり「羽」という数え方をつけることで、鳥の仲間だとして食べていたとされています。
それからウサギの数え方は、「羽」になりました。
ことわざに「早起きは三文の徳」があります。
これは家の前に動物の死体があると罰金が科せられるため、早起きして幕府の人に見つかる前に片付けをするということから生まれました。
その他にも、ウサギと同じで肉を食べるために隠語として使われていたのが、
イノシシ肉、馬肉、鹿肉 です。
以上がウサギの数え方が「羽」の理由です。
ちなみにウサギの肉を食べたことがないんですがおいしいんですかね?